ブログ開設一年経過、ということで

先日、ブログを開設して一年が経過しました。

記念……とかはどうでも良かったのですが、考えてみればこのブログの方針について文章にしていなかったので、開設の経緯とあわせてその辺を少々。


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1. 開設の経緯


元々は『新宿会計士の政治経済評論』という人気評論サイトの読者コメント欄への書き込み用に開設したものです。

一般的なサイトと異なり、読者コメント欄に長文や資料引用のURL添付が可能であった事から、多くの読者が自らの意見を書き込んでおりました。

とはいえ長文コメントが主流になると読み辛いな、と思い

「なら、読者コメント欄には自分の一番言いたい事だけの記載にして、引用資料や細かい論証は別途自分のブログにでも書いてリンクさせればいいんじゃね?」

と思ったのが事の始まりです。


……例として、こんな形でコメント補足してました。
tenttytt.hatenablog.com


ただし『新宿会計士の政治経済評論』で主に扱われるようになった韓国の話題への興味が私には少なく、また経済学についても複雑な話は判らない性質でしたので、そのうちコメント欄への投稿も少なくなり……今のような形のブログとなった訳です。


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現在の『新宿会計士の政治経済評論』ではコメント欄のポリシーも変更されており、この「コメント用ブログ」方法が今も有効なのかは判りません。

またコメントではなく投稿された文章そのものを、記事として採用するという新たな試みも行われており、今となってはわざわざ自分でコメント補足用ブログを開設するメリットもあまり無いでしょう。


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※ところで『新宿会計士の政治経済評論』では、当時“ブログ講座”という特集が組まれておりました。

shinjukuacc.com

開設当時は、コメント補足専用のブログだから一々参考にしてもしょうがない、と開き直っておりましたが、今改めて特集記事を読み直すと、文章の作り方や引用時の注意点など色々と考えさせられる事しきりです。

自分のブログで文章を書く事の難しさを知って、初めて判ることもあるのですね……


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2. 方針について

2-1: 政策について「何を考えているか」を考える


……あくまで政策について、その方針や目標が何であるか、或いは軽視しているものは何なのかを探るのが、このブログの第一の方針です。

逆に「今の動向から鑑みてこの政策は正しい」とか「こうすべきだ」という視点は持ち合わせない事にしています。

むしろ「この政策は当初述べられた方針と実際の施策が乖離しているが、それは政策担当者が現状をこのように判断したからではないか?」と考える様にしています。


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2-2: 政策の「取りこぼし」から思惑を探る


……ここで、政策担当者の思惑を探るために私が使っているのは

「閣僚や官僚は自己の政策に合致する最良の判断を下している」

との前提で、その取りこぼしを調べるやり方です。


政策の正当性を述べるのと異なり、その思惑を探る作業には「この政策は○○法や××の法則に合致する」とか「数値が証明している」等の方法論は通用しない、と考えています。

「より完璧な、後ろ指刺されないような活動を行えたのに、行わなかったのは何故か」「従来の日本側の主張にそぐわない国際的同意を行ったのは何故か」を調べることで、立案者の妥協点や隠された本音を探る。

論理性には問題のある方法ですが、基本はこのやり方で文章を形作っていこうと思っています。


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3. 今後に向けて


今までのところ、外務省を中心とした国際的な活動を題材のメインとしてきましたが、それはひとえに昨年がG20大阪サミットやTICAD7といった日本主催の大規模会合があったからです。

今年は京都コングレス位……ということで、外交以外の文章も書いていこうかと考えています。それ以前に、ネタ不足ゆえ更新が更に減るかも(ゲフンゲフン


あと、もう少し見栄えのする形にはしようと思うのですが、“デザインCSS”を編集しようとしたら思い切りバグりましたよ。


……まあ、二年目もボチボチ行きます。