第四次安倍改造内閣の回顧~目次とあとがき

2018/10/1~2019/09/11に組閣された、第四次安倍改造内閣を振り返る一連の文章の目次とあとがきにになります。


※※※※※※※※※※※※※※※

第四次安倍改造内閣の回顧(1)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/135945

  • G20大阪サミット等国際会議を控えた、同内閣の外交面の特徴について


………………………………………

第四次安倍改造内閣の回顧(2)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/140411

  • 2019年5月以降のトランプ外交の強硬路線と、それに伴う日本外交の方針転換(国際協調→二国間交渉重視)準備について


………………………………………

第四次安倍改造内閣の回顧(3)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/144308

  • 日本外交の2019年5月以降の方針転換について、特に顕著でありかつ特殊な意味を持つ対韓政策にスポットを当てて


………………………………………

第四次安倍改造内閣の回顧(4)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/150104

  • 日本対韓政策の転換について、3品目輸出管理厳正化のアナウンス方法にスポットを当てて


………………………………………

第四次安倍改造内閣の回顧(5)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/151259

  • 輸出管理厳正化に並ぶポイントとして、6/1に行われた日韓防衛閣僚非公式会談への対応にスポットを当てて


………………………………………

第四次安倍改造内閣の回顧(6: 完結)

https://tenttytt.hatenablog.com/entry/2019/10/10/152921

  • 輸出管理厳正化・日韓防衛閣僚非公式会談を通じて転換準備が完了した日本外交と、その現出たる第四次安倍再改造内閣、更に第200回国会における首相所信表明から垣間見る新たな日本外交の特徴について

※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※

あとがき


今回は思う所があり、引用を控えて自分の考えを中心に記すこととしました。

ご覧になった方々には日本の外交や対韓関係には知識があり、今回改めて引用する必要を感じなかった事、
また既に固められたご自身の考えと照らし合わせるのに、無駄にエビデンスを並び立てるのは邪魔になると考えたからです。

……シンプルさを求めたため、第四次安倍改造内閣以前の特徴についての記述を省略しましたが、ここは書き込んだ方が良かったでしょうか。


……………………………………

別に私は、国益重視の二国間交渉を正面に押し出す今の外交が悪いと言いたい訳でもなく、第四次安倍改造内閣の国際秩序重視の外交が良かったと主張する訳でもありません。

そもそも政策に良し悪しなど無く、あるとすれば提唱された政策に合わない言動が為された場合の不協和音、それを調べてみるだけ……というのが私の考え方です。


ただ言いたいことは、第四次安倍改造内閣の外交方針が2019年5~6月の間に路線変更され、再改造内閣での外交方針のベースとなったであろう事、
岩屋氏による日韓防衛閣僚非公式会談はそのスケープゴートに使われ、また輸出管理厳正化に制裁的色彩を加えるためにも利用された可能性が高い事、それだけです。


………………………………………

……とはいえ、良し悪しの話を抜きにして、私はやはり第四次安倍改造内閣時代の外交が好きだったのだろうと思います。TICAD7、首相欧州訪問、G20と今まで記した文章は、全てこの第四次安倍改造内閣の真意・真価を問うためのものだったのですから。

だから、今の内閣による外交について記すことは、暫くお休みを頂くことになるかも知れません。

第四次安倍再改造内閣を語るときは、やはり過去は過去として、現行政策の真意・真価を改めて前向きに考えて行きたいと考えています。しかしそのためには、少し時間が必要なようです。